2020年・夏の国際競技大会に向けて、日本は世界中からサイバー攻撃の標的に!?

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30秒でわかる記事まとめ

  • 大規模スポーツイベントはたびたびサイバー攻撃の標的に
  • 皆さんの身近では観覧チケット詐欺がすでに始まっています
  • メール・SMSなどでの抽選・購入の勧誘はすべて偽物と考えるべき

大規模スポーツイベントは世界中のサイバー攻撃者の晴れ舞台!?

2020年・夏、日本は世界中のサイバー攻撃者たちからインターネット越しに攻撃を受けるかもしれません。標的は、世界中のアスリートたちが集う大規模スポーツイベントです。

じつは、大規模スポーツイベントは毎回大量のサイバー攻撃を受けています。これは、多くの人と金銭が動く大イベントへの攻撃を成功させることで、自らの腕を誇示したり、大金をせしめようとする人たちが集中するためです。

2018年・平昌での開催時には、「Olympic Destroyer」と名付けられたウイルスによって、実際にプレスセンターの機能や公式Webサイトで被害が出ました。そのほかにも、2016年・リオデジャネイロでは大会期間中とその前後に数千万回、2012年・ロンドンではじつに2億件ものサイバー攻撃が観測されたとのことです。

ですから、今回も世界の目が日本に集まる機会を狙って、悪意ある人たちがさまざまな攻撃を仕掛けてくる可能性が高いのです。

チケット当選詐欺にご注意ください

いままさに気をつけなくてはいけない、最も身近な攻撃は、各種競技・観覧チケットの当選詐欺でしょう。6月20日から7月2日にかけて、最初のチケット予約と抽選、購入手続きが行われました。

チケット予約に際して登録されたIDの数は約750万、そして購入されたチケット枚数は300万枚以上にも上りました。野球・体操など人気競技は高い倍率となったようです。

抽選に落選し、チケットが入手できず残念に思っている方がいるかもしれませんが、そんなあなたを狙って悪意ある人たちはもう動き出しています。その方法はフィッシング(偽Webサイト)詐欺。

チケット抽選の権利をもらえるなどと書かれているSMSには要注意です。SMSに記されているURLに飛ぶとそこは偽の抽選サイトで、住所や電話番号、プリペイドカード番号などの入力を求められますが、当然チケットは手に入らず、あなたの個人情報だけが盗まれてしまいます。

対策は、他のフィッシング詐欺同様、公式の情報をきちんと確認すること。そして幸いにも、公式Webサイトには詳細なチケット購入ガイドが作成されています。ここに記載されている以外の方法では入手できませんので、チケット購入・抽選を勧誘するようなSMSやメール、電話はすべて詐欺と考えたほうがいいでしょう。

さいごに

メールやSMS、電話を使って、さまざまな手口で行われるチケット当選詐欺。巧妙な手口で攻撃されることも多く、つい騙されてしまうのでは?という懸念・不安がある方には「あんしんセキュリティ」がオススメです。

「あんしんセキュリティ」では、迷惑メールを自動で判定しブロックしてくれるほか、怪しい電話を事前に警告表示でお知らせしてくれるため、詐欺電話をうっかり取ってしまうリスクを減らすことができます。「詐欺電話にうまく対応できる自信がない」「詐欺電話がかかってこないようにブロックしてほしい」という方はぜひご活用ください。

※この記事は、マカフィー×ASCII.jp「せきゅラボ」掲載記事を元に制作されました。

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